今日のお昼ごはんは、
無性にあの優しい出汁が恋しくなって
因幡うどんへ行ってきました。
福岡にはたくさんのうどんの名店がありますが
因幡うどんに足を踏み入れた瞬間に漂う、
天然出汁の香りは格別です。
注文したのは、シンプルながらも奥が深い「きつねうどん」
10秒ぐらいで持ってきてくださった!はやッ!

からだに染み渡る「黄金の出汁」
目の前に運ばれてきた一杯は、まさに黄金色。
羅臼昆布や煮干し、大分産原木椎茸などで丁寧に取られた出汁は
ひと口飲むと「あぁ、これこれ」と
心の中で小さくガッツポーズしたくなる味です。
一口、二口と飲み進めるごとに、
午前中の慌ただしさがスッと消えていくような感覚。
この安定感こそが、昭和26年の創業から
長く愛され続けている理由なのだと再確認。
ふわっと広がる、大きな「おきつね様」
今日の主役、きつね(油揚げ)は、
器を覆わんばかりの存在感です。
箸で持ち上げると、じゅわっと溢れ出す甘めの煮汁。
これが因幡うどん自慢の出汁と混ざり合うと、
最高に贅沢なハーモニーが生まれます。
福岡特有の「ふわふわ、もちもち」とした柔らかい麺が、
そのお出汁をたっぷりと吸い込んで、
噛むたびに口の中が幸せで満たされます。
「ネギ」のアクセント
因幡うどんの嬉しいポイントは、ネギの量もオーダーできるところ。
シャキシャキのネギをたっぷり乗せて、
少しずつ麺に絡めて食べる。
途中で一味をパラリと振りかけて、
ピリッとした刺激を加えるのもいいです。
忙しい毎日に、ちょっとした「余白」を
食べ終える頃には、お腹も心もポカポカ。
特別な日のごちそうも良いけれど、
因幡うどんのような「いつもの、変わらない美味しさ」は
私たちの暮らしにそっと寄り添ってくれる安心感があります。
「今日はちょっと疲れたな」という時も
「美味しい出汁でリセットしたい」という時も。
福岡の街を歩いていてあの暖簾を見かけたら、
ぜひ吸い込まれてみてください。
そこには、体も心も整えてくれる一杯が待っています。
かしわおにぎりも注文すればよかったなぁ。