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判断基準は「自分の気持ち」いきいきとした自分を取り戻す本

『結局、心に従ったほうがうまくいく』

著者:ヒロコ・グレース
2022.1.20 / 大和書房

ロサンゼルス在住の女性起業家、ヒロコ・グレースさんの著書。

\こんな人におすすめしたい本/

  • この先どうしようか
  • なんとなく毎日に疲れてきた
  • 何をやってもうまくいかない
  • 新しいステージの扉を切りひらいてみたい

きっかけは産休

妊娠、出産、産休、育休、職場復帰…
まだまだ昭和気質ただよう男性ばかりの会社に勤めている私。
とにかく女性社員にまつわるエトセトラの前例がない!(先輩たちはほとんど寿退社)

これ普通にハラスメントじゃないの…?

と思いたくなるような事例をたくさん経験させてもらいました。
(前例がないなりに精一杯対応してくださったことには間違いありません)

今まではここで働くのがいちばん安定だと思っていました。
何があってもガマン!忍耐こそ勝利!定年までがんばる!というメンタルでやってきた私。

ここに定年まで勤めるの?
本当に私には事務しかできないの?
新しいことを勉強してみたいんじゃない?
幸せな人生って何だろう?
私はいったい何をしたいんだろう?

という気持ちがどんどんわいてくる…
そんな私にドンピシャなタイトルだった本です。

学んだこと

知っていてほしい。自分を幸せにできるのは、自分だけだということを。自分を置き去りにして、周りを満たしても、自分の心は満たされないということを。本当の意味で自分が満たされ、幸せを感じるのは、心に沿った想いを叶え、自分の本質を生きたとき。

『結局、心に従ったほうがうまくいく』P.205

会社にとって「いい社員」
親にとって「いい娘」
友人にとって「いい人」

とても大切だとは思うけれど、他人軸では心が疲れてしまいます。
本当の幸福にはほど遠い…。
私の心はどうしたいのか、何が好きで、どんなことに興味があるのか…
他人のことはよくわかるのに、意外と自分のことはわからない。

自分の心に向き合って素直に行動することを大切にしないといけないなって気づかされました。

「なんでもアリ&どうにでもなる思考」は、自己信頼そのもの。自分を心から信じていれば、怖いことはありません。どう転んでも大丈夫です。大きな勇気で自分を包み込んであげてくださいね。

『結局、心に従ったほうがうまくいく』P.149

20年勤めてきたのに「転職」という文字がチラチラしてきて、もったいないんじゃないか…経済的には大丈夫なのか…なんてことを考えたりもしていました。
まだ起こってもない先のことばかりを考えて、勝手に不安になることは本当にもったいないですよね。新しいことに挑戦できる「ワクワク」を大事にしたい!

モヤモヤや違和感を覚えるとき、物事がうまくいかないときは、「自分の心と向き合って」というサインです。心からの望みからずれていて、軌道修正が必要だと教えてくれているのです。そんなときは一度立ち止まって、じっくり心に向き合うことが大切です。

『結局、心に従ったほうがうまくいく』P.174

なんかモヤモヤする、会社の対応にちょっと理不尽な気持ちになる…
私にとっての軌道修正って何なのか。挑戦したいものは?卒業したいことは?まずは一歩進んでみたい!!

この本を読んで、Webライターの勉強をしてみたい!という目標ができ、すぐ行動に起こせました。
この一冊で人生が少し変わってきたサバミでした。

精一杯の対応をしてくれた会社には感謝の思いで今日も働いています。